任意売却体験者インタビュー②(福岡県北九州市M様)


過労からうつ病を患ってしまい、それまでの仕事を続けていくことができなくなってしまった福岡県北九州市のM様。

その結果、収入が減少して住宅ローンの返済ができなくなってしまい、任意売却と障害年金の受給により生活の立て直しを図りました。

 

うつ病で働けなくなり、ローン返済が困難に

インタビュアー:住宅ローンの返済が厳しくなってしまった経緯を教えてください。

M様:真面目に仕事をしていたのですが、パワハラもあり精神的に不安定になってしまいました。日によって気分の浮き沈みが大きく、ひどいときはどうしても仕事に行くことができないところまで追い込まれていました。

家族の勧めで病院に行くとうつ病だと診断されました。それでそれまでの仕事を続けられなくなり、収入が減ってローンの返済もできなくなりました。

 

インタビュアー:その時のお気持ちをお聞かせいただけますか?

M様:その時は悔しい気持ちと情けない気持ちでしたね。自分では頑張っていたつもりなのにこうなってしまってて…。でもお医者さんからはその頑張りすぎが逆にいけないと言われてしまいました。

仕事を頑張りたいけど頑張れない、そのせいで家計が回らず家族に辛い思いをさせる、それにまた落ち込むという、この悪循環で体調もますます悪くなっていきました。

 

競売は避けようと家族の意見が一致

インタビュアー:そのような大変な状況の中で、どのように対処されたのですか?

M様:会社には長期休暇をもらいましたが体調が回復せず退職せざるを得なくなりました。家の収入は妻のパート代だけで貯金はどんどん減っていきました。そしてついに貯金が底をついて住宅ローンが払えなくなり、もうこの家には住めないんだなぁと諦めにも近いような気持になりました。

このまま競売で追い出されるのかと漠然と思っていた時に、妻がネットで任意売却という方法を見つけてきました。再出発のためにも、子供のプライバシーのためにも競売ではなく任意売却をしようということで家族の意見が一致しました。

 

任意売却と障害年金で再出発

インタビュアー:任意売却をして、今の状況はいかがですか?

ライフソレイユさんに相談して任意売却を進めてもらい、住宅ローンの負担は軽くなりました。しかし、収入が増えないことには結局家計は楽にならないだろうということで、ライフソレイユに障害年金を受給を勧めてもらいました。うつ病でも障害年金が降りるとは思っていなかったので、本当にそんなことができるのか最初は半信半疑でした。

しかしライフソレイユさんに社会保険労務士の先生を紹介してもらって依頼をしたところ、無事に障害年金を受給することができました。これで最低限の収入が確保できたので、当面の生活ができるようになりました。

 

インタビュアー:任意売却をされた感想とこれからについてお聞かせください。

今回の件については、家の売却だけでなく障害年金なども含めて総合的に再出発の支援をしてくださり、本当に助かりました。お蔭様で今は何とか最低限の生活ができています。

家を売るときは絶望的な気持ちしかなかったのですが、今は重荷が取れてスッキリしています。それに伴って病気も少しずつ回復に向かっています。まだ無理はできませんが、また一から少しずつ仕事をしていきたいと思っています。