他社にリースバックを断られて相談をいただいたA様(福岡県大野城市)
借金の返済が困難に → リースバックで家を残して返済
リースバックを検討されていて当社にご相談いただきました。最初に相談された業者と条件の折り合いがつかずご連絡いただきました。
まずは、ご相談いただいた理由を確認したところ、収入が年金しかなく不安がある上に、銀行やカードローン、車の債務があるため家計が厳しく、債務状況を改善させたいとのご要望がございました。
具体的な条件としては、買取価格が600万円以上で家賃は7万円以下にして欲しいとの条件でした。
当社のサポート内容と結果
金銭面で楽になることご希望でしたので、最初はリースバックよりも通常の売却（他人にご売却）をされてはどうかとご提案いたしました。
しかし、ご自宅ご自身の趣味やライフスタイルを堪能できるように、こだわりのある間取りや仕様になっており、思いのつまったご自宅であることが確認できました。それであれば、リースバックがふさわしいと合意に至り進めることになりました。
リースバックをするにあたり、具体的な収支を確認させていただきました。収支としては、年金とアルバイトの収入で約22万円/月、支出（車・カードローン・銀行）が約11万円とのことでした。
残りの10万円強を光熱費・携帯代・通信料・食費・生命保険・固定資産税等の税金の支払いにあてると考えると、支出を減らさなければならないことは明白でした。
お車はリース契約とのことでしたので、リース期間満了まで支払いを続けていき、リース期間満了後に買取をするようにご提案した上で、銀行とカードローンの債務（約7万円/月）については、リースバック成約による売買代金入金後に一括返済することにより月々の返済額を圧縮することをお勧めいたしました。
そして、リースバックの条件といたしましては、買取価格が650万円、賃料が5万円/月にて条件をまとめることができました。
これにより、銀行とカードローンの債務（約7万円/月）が無くなることや所有者ではなくなるため固定資産税の支払いもなくなるので、家賃5万円/月の支払いが発生してしまいますが、月々のコストや年間コストが抑えられることになり家計が少し楽になります。
お車につきましても、リース期間満了後に買取をすることによって支払いがなくなりますので、随分と家計が楽になることが予測できました。
感想
定年退職を迎えてから、貯金を切り崩しながら今まで生活をしてきました。
しかし、貯金も少なくなってきてしまい、収支を改善しなければ、今後、生活が成り立たなくなることが現実味を帯びてきていました。そんな時、何とか方法はないものかとインターネットを検索していると、リースバックというしくみがあることに気付きました。
最初に相談した会社さんでNG回答をいただくことになってしまいましたので、リースバックをすることも難しいのかもと思いながらもご相談したライフソレイユさんで、理想を超える条件を提示していただきました。本当に感謝しておりますし、同じように困っている知人がいれば紹介したいと思っております。
解説
今後、年金をあてにできなくなってくることが予想されております。年金がもらえなければ、生活保護があるとお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、生活保護の権利の承認をもらうには、不動産の所有やお車の所有等認められておりませんし、支援できる親族がいらっしゃると認められなかったりします。
そのような場合、売却して住み続けられるリースバックの検討をされることをお勧めします。
