自営業の収入が激減!任意売却で再出発したN様(佐賀県佐賀市)
住宅ローン残高1500万円 → 任意売却で競売を回避し、残債は月1万円で分割返済
長年自営業で塗装業を営んでいた佐賀市のN様は、好景気のころは業績も好調で十分な収入があったそうです。
しかし、リーマンショック以降の景気の低迷により仕事が減少し、それに伴って収入が激減していった結果、住宅ローンの返済が困難になってしまいました。
必死に営業して新規開拓をしようとしたそうですが、価格を下げなければ仕事を得ることができず、仕事をしてもしても利益が残らないという状況でだったそうです。
そしてついに住宅ローンの返済が滞り始め、このままでは自宅が競売にかけられてしまうと考え、当社に任意売却のご相談をいただきました。
当社のサポート内容と結果
当社にご相談いただいたときにはすでにローンを3か月滞納している状態でした。
ローンの残高は1500万円でしたが、当社でご自宅を査定させていただいたところ売却しても全額返済することは到底できない状況だったため、競売にかけられる前に任意売却することになりました。
その後、債権者と連絡を取り、任意売却の承諾を得たうえで手続きを進めた結果、スムーズに買い手を見つけることができ、無事に契約がまとまりました。
売却後もローンの残債が300万円ほど残りましたが、月1万円の分割払いで合意することができました。
ローンの負担から解放され、「再出発して一度地道に頑張ります」というN様のお言葉が印象的でした。
感想
仕事が減っていき、最初は何とかなるだろうという想いだったのですが、ついには生活費や住宅ローンの返済ができなくなってしまいました。
もうこれ以上は今の生活を続けられないと感じ、何としては競売で安く叩き売られることだけは避けよう思い、任意売却のご相談をしました。
遠方の私の家まですぐに来てくれて、依頼した後も迅速に動いていただき、大変助かりました。事業のほうは何とか続けていけそうですので、これからもう一度地道に頑張っていきたいと思います。
解説
リーマンショック以降、自営業の方からのご相談が増えています。
業種によりますが、どうしても自営業の方は収入が不安定になりやすいため、収入が低下した際に早めに生活をダウンサイジングすることが大切です。
N様の場合は早い段階でご相談いただき、自宅を任意売却で処分して生活費を圧縮したうえで再出発するという選択をされましたが、それにより事業は継続することができました。
N様のように生活費や引越し代などが全く捻出できないというギリギリの状態になる前に、ぜひ早めにご相談いただければと思います。