離婚や借金で先が見えない状態から再出発したE様（熊本県熊本市）
離婚・離職・借金で先が見えない状態から任意売却と債務整理で新たな生活をスタート
熊本県熊本市にお住まいのE様は、ご相談いただいた時点で住宅ローンの残債が約1,800万円、消費者金融が210万円（３社）、税金滞納が140万円弱ありました。
それに対してプラスの資産は、貯金はおろか車や生命保険、退職金など何もないとのことでした。
離職、離婚、借金の支払いなどつらいことが続いたそうで、精神的にかなり参ってしまっているご様子でした。
離婚した後に広い部屋に一人で住み続けるのは寂しくてつらいうえに、住宅ローンを払い続けるのも現状の収入では難しいと、苦しい胸の内を涙ながらにお話しいただきました。
それでもＥ様は、任意売却により負担を軽くすることで、今後の生活を改善していくことに前向きではありました。
当社のサポート内容と結果
E様は精神的に不安定な状態でしたので、不安を解消できるように全力サポートしていくことをお約束しました。
仕事を退職されて収入がない状況で、住宅ローンの返済を続けることは困難であったため、任意売却して返済負担を軽減する方向で手続きを進めました。
ご実家を引越しを予定していましたが、移動手段が原付バイクしかないために家財の撤去が課題になりそうなので、残置処分費用の捻出も考慮しながら進めていくことになりました。
その他の問題点としては、税金の滞納額が高額であるため自宅に差押えが入る可能性として考えられましたが、役所へ返済計画を出すことで差押はされずに済みました。
その後、無事に任意売却で買い手が見つかり、引越し代や家財の処分費用を捻出することもできました。
また、弁護士をご紹介させていただき、残ってしまった住宅ローンの残債と消費者金融の借金まとめて債務整理をすることで、返済負担を大幅に軽減することができました。
Ｅ様も負担が軽減されたことと先が見えたことで精神状態も随分良くなり、新しい生活をスタートさせることができました。
感想
最初は、不安ばかりでどうなっていくのかもわからず、ネガティブなことばかり考えている毎日でした。
しかし、相談することによってわからないことが明確になり、頭の中が整理されていくことで気持ちの整理もついていきました。
任意売却だけでなく、引越しや借金、今後の生活まで相談させていただいて、今取り組めることや取り組むべきことが何なのかがわかってきたように感じることができました。
もう少しで精神状態が崩壊してしまいそうな状態でしたので、大変感謝しております。ありがとうございました。
解説
支払いがスムーズに出来なくなってくると、ネガティブな考えになりがちです。お金の相談は、ご両親やご兄弟であっても話しづらい内容なので、ついつい一人で抱え込んで悩んでしまうケースは多いです。
今は、任意売却についてもインターネットで調べることが容易にできるようになったものの、何が（どれが）正しい情報なのかの判断が非常に難しいと思います。
結局、基礎知識がないと正しい情報の分別がつきません。ですから、月々の支払いが厳しい場合で不動産を売却しても住宅ローンの債務が残る場合は、任意売却を専門で扱っている不動産会社に相談されることをお勧めします。
